農業家 三浦雅之(レストラン清澄の里 粟)情熱大陸 未来シアターに出演
情熱大陸や未来シアターで取り上げられた農業家の三浦雅之さん。
なぜ彼が今、注目を集めているのでしょうか。
その理由を3つにまとめてみました。
①ミシュランで1つ星を獲得!
三浦雅之さんが経営する「レストラン清澄の里 粟」
今や予約の取れないレストランとして大人気だそうです。
奈良の田舎というレストランとしては不利な立地にも関わらず、なぜそれだけの人気を集めるのか。
その理由の1つとして考えられるのが、ミシュラン1つ星を獲得した実力でしょう。
情熱大陸で紹介されてから、さらにお客が増えているようで、ますます予約が取りにくくなっているようですね。
ミシュラン1つ星を獲得するような人気レストランという事であれば、三浦雅之さんはさぞ有名なレストランなどで修業されたのかと思いきや、彼は農家なんですね。
料理人を目指して修行してレストランを開業したという訳ではないらしいです。
もともとは福祉の仕事をしており、老人介護をしていく中で、生涯現役で人生をおくる人は農業に携わっている人が多いという事に気が付いたそうです。
それがきっかけで農業に興味を持ち始め、何の知識もないまま農家として独立。
何も分からないので周囲の農家の人に助けてもらいながら、少しずつ農業の技術を学んでいったそうです。
凄い情熱ですね。
『レストラン清澄の里 粟』
【TEL 】0742- 50-1055
奈良市高樋町861(駐車場 有)
営業時間 11:45~16:00 (ラストオーダー15:30)
(完全予約制 約20名様限定)
②伝統野菜を取り扱う
伝統野菜・・・テレビで見るまで聞いた事がありませんでした。
別名で地方野菜とも呼ばれているそうです。
古くからその土地で栽培されてきた野菜。
つまり野菜の在来品種ということですね。
伝統野菜でメジャーなのは、たとえば京野菜でしょうか。
聖護院かぶ、堀川ごぼう、賀茂なすといった野菜達ですね。
ちなみに三浦雅之さんが取り扱う伝統野菜は『大和野菜』という奈良県で作られている野菜だそうです。
大和丸なすや結崎ネブカ、大和いもなど在来種として18品目もあるそうです。
③伝統野菜の種を残す
伝統野菜は生産、流通コストがかかるという理由で、1970年以降、大消費地向けにはほとんど生産されていないそうです。
基本的には農家の人が自分達で食べる為に作っているだけのようですね。
そのため、農家の人が亡くなったり、廃業したりした時点で、その家で代々作られていた伝統野菜が絶滅してしまう事になります。
三浦雅之さんは、そういった今にも絶滅しそうな伝統野菜の種を残す事にも力を入れており、レストランを通して、伝統野菜の魅力を多くの人に伝える努力をされているんですね。
テレビでみた料理は、素朴でありながらどこか華やかな感じがして、すごく美味しそうでした。
僕は基本的に和食好きなので、一度、食べてみたいなぁっと思いました。
という訳で、芸能ニュースと全く関係がない話題でしたが、未来シアターを見ていて、あまりに美味しそうだったので記事にしてみました。